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2022-05-26

小野恭平氏インタユー(3)-千足古墳の水ぬき、NHKの取材、小さな石棺、直弧文の最初の写真

インタビューについては、下記画像をクリックしてください。YouTubeビデオを見ることができます。

造山古墳およびその陪塚に関連する言い伝えの事項をインタビューを通じて掘り起こすプロジェクトを進めている。 今回は、千足古墳の水ぬき、NHKの取材、小さな石棺、直弧文の最初の写真などの話を聞いた。
1.日時:2022.4.30.(土)
2.場所:小野恭平氏の畑の中にある小屋にて
3.インタビュー:小野恭平氏 82歳
  同席    :三垣千秋氏
4.インタビューアー:角谷賢二
5.内容
(1)千足古墳の石室には水が常時溜まっていた。私が青年団に入っていた頃、消防用のポンプで水をぬいた。
(2)その後、私がパイプを使ったサイホン方式を提案した。
(3)サイホンで水を抜くようになってから水抜きには手間がかからなくなった。
(4)岡山のNHKから12人くらいの人が取材に来た。親父が千足古墳の上で説明した。
(5)「中国路のどこかで」という番組だった。
(6)千足古墳の途中の2段目あたりに小さな石棺があった。熊澤啓次郎氏が覚えていた。3人が葬られている可能性がある。
(7)年に二度の草刈りのときに、2段目あたりに小さい石棺があったような気がする。
(8)きれいになるということですいせんを植えたこともある。また、草刈りをしている時に熊蜂に刺されたこともある。
(9)古墳と分かった頃から畑づくりはだんだんと止めたように思う。
(10)水がたまっていたので直弧文が長期にわたって残っていたと思う。
(11)直弧文の写真を撮ったのは、私が会社の写真部の部長川上氏にたのんだのが、最初である。
(12)岡山市の文化財課にこの写真のネガを渡した。冊子などに使われている。
(13)私が気を利かして写真を撮ったのが今も残っている。写真部の部長は、川上アキオ氏である。

 

 

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