造山古墳に関連する言い伝えの事項をインタビューを通じて掘り起こすプロジェクトを進めている。今回は、三垣千秋氏(72歳)に造山古墳陪塚2号墳付近でのインタビューを行った。
1.日時:2022.4.7.
2.場所:造山古墳陪塚2号墳とその近辺
3.インタビュー:三垣千秋氏 72歳
4.インタビューアー:清家章、角谷賢二
5.内容:
(1)遊歩道 陪塚2号墳横に遊歩道を作るときに埴輪が出てきた。かなりの長さであった。そのため、遊歩道の設計変更している。岡山市文化財課により、この埴輪列の発掘調査はすでに行われいる。また、2号墳北部の周濠も、岡山市文化財課の発掘で確認されている。南部は、2021年の発掘で端部が出現した。
(2)陪塚2号墳のすぐ横で葺石が見つかった。現在角墳であるが、そこから少し離れたコーナーにも葺石が見つかった。このことから、この古墳は周りを削っていることがわかった。現在その北側が三垣千秋氏の畑になっている。
(3)四ツ岩(ヨチワと呼んでいる) 陪塚2号墳の近くに岩が4つ見つかっている。このあたりの俗地名は、ヨチワと呼んでいる。その岩の一つが三垣千秋氏の畑にある。このような石が自然にここにあるはずがない。子供のころから不思議に思っているが、どこから運んできたかいまだに不明である。 (4)昨日(2022.4.6)この岩の周りを掃除していたところ、埴輪の破片がでてきた。
(5)ヨチワの調査 ヨチワについて調べている人が、大山にいた。今はどこに住んでいるかわからないが、高松公民館で講演を行っているので、調べればわかる。