天空の城　鬼ﾉ城

Wikipediaから：華仙画廊からかすかに見える 鬼ノ城は吉備高原の南端に位置し、標高397メートルの鬼城山の山頂部に築かれています。すり鉢形の山容の8〜9合目の外周を、石塁・土塁による城壁が、鉢巻状に2.8キロメートルに渡って巡らされています。細い道を車で上ると山頂近くに駐車場があり、30分くらいの散策コースとしては最高です。

『日本書紀』によると、663年（天智天皇2年）の白村江の戦いに敗れた倭国は、唐・新羅の侵攻に備えて大野城を始めとして西日本の要所12箇所に古代山城を築いたと記されており、鬼ノ城もその一つであろうと推測されています。しかし古代山城とする確証や具体的な築城時期、運用の記録などは現在に至るまで発見されていない謎の天空の山城です。