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2023-02-19

柏野忍氏インタビュー-岡山県の福谷地区黒谷ダムと久田の題目石

岡山県の造山古墳群の葺石は、その古墳から数キロ北の黒谷ダムの近くから大井川(現在足守川)を利用して運んできたとされている。そのことをこの目で確認したく、三田農園の三田善雄氏に案内していただいた。さらに、郷土史愛好家の柏野忍氏にはインタビューをお願いして黒谷ダムならびにその周辺の興味深い話をたくさんしていただいた。詳細は画像をクリックしてYouTubeビデオをご覧ください。
第2弾のビデオとして黒谷ダムの上でインタビューを行った。ダムを補強する石積みがまさに造山古墳の葺石に酷似しており、驚いた。詳細はクリックしてYouTubeビデオをご覧ください。
岡山県下で一番大きい石棺の蓋があるとのことで柏野忍氏と三田善雄氏の案内で岡山市北区粟井小字久田の石棺の蓋を見学した。柏野氏の話によると竜王谷(りゅうおうだに)に古墳が11基あった。その中の1号墳と2号墳が横穴式の石室を持った古墳で、嘉永5年、1852年に大雨で崩れ落ちた。その時に石室の中の石棺などが谷のふもとまで流された。その蓋石とかそばの石を利用して、木村七郎左衛門が日蓮宗の南無妙法蓮華経の題目石を作った。すなわち石棺の蓋を題目石に変えたのである。この石の原産地は、今の高砂とか加古川の竜山石(たつやまいし)である。これを、足守川を使って昔の吉備の中海あたりから舟で持って上がったのではないかと予想される。詳細は、画像をクリックしてYouTubeビデオをご覧ください。
上3つのビデオを合体した総集編

【インタビュー】
日時:2023..2.5.
場所:岡山市北区福谷地区と粟井久田
インタビュー  : 柏野忍 79才
        : 三田善雄
インタビューアー:角谷賢二 72才

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