2022-09-11
第8回岡山平安文学研究会-『源氏物語』の仏教と表現-作中人物が扱う仏具に注目して/講師:難波礼子-2022.9.10.
下記の画像をクリックすると講演のYouTubeビデオを見ることができます。7:40
「第8回 岡山平安文学研究会」
日 時: 2022年 9月10日(土)14時〜16時30分頃
場 所: 国際美術研究所(〒701-1346 岡山市北区津寺130-1)
講 師:難波礼子 ノートルダム清心女子大学大学院/倉敷高校非常勤講師
講演題目: 『源氏物語』の仏教と表現-作中人物が扱う仏具に注目して-
講演要旨: 2023年に提出予定の修士論文の概要について、報告をした。本発表は、『源氏物語』における仏教の「仏具」の記述が、物語の人物造型にどのように関わっているのかを論じるものである。物語に登場する仏具から、作中人物が扱っている仏具として、「数珠」「持仏」「曼荼羅」を取りあげ、仏具と人物像の関係に注目して考察する。さらに、それらの表現方法を、他作品と比較することで、『源氏物語』の「仏具」の視点からみた人物造型を論じるものである。
【注】2000円札の採用の個所
38.6 八月十五夜、秋の虫の論
十五夜の夕暮に、仏の御前に宮おはして、端近う眺めたまひつつ念誦したまふ。若き尼君たち二、三人、花奉るとて鳴らす閼伽坏あかつきの音、水のけはひなど聞こゆる、さま変はりたるいとなみに、そそきあへる、いとあはれなるに、
【講演の内容】☜pdfファイルはここをクリックしてください。
関連記事
コメントを残す